ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が今月実施した調査によると、エコノミストの4分の3以上は米連邦準備制度理事会(FRB)の次の一手が利下げになると予想しており、その大半が秋までの実施を見込んでいる。  5月の調査では、次の金利変更が利下げになると予想したのは約半数だった。ただ、すぐにも利下げが実施されるとみる向きはほとんどいない。今回の調査で利下げを予想していると回答したエコノミスト46人のうち、6月18〜19日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが決まると予想しているのはわずか2人だ。40%近くは7月、約30%は9月の利下げを想定している。