社会的影響の面でマイナスイメージを持たれる企業が、投資家を振り向かせようと「罪滅ぼし」に乗り出している。そうした取り組みは、少なくとも一部で奏功している。  たばこ業界をはじめ、これまで環境・社会・企業統治(ESG)を重視する投資家に敬遠されてきた業界では、害の少ない製品への移行などを通じてイメージ向上と事業見通しの改善に努める企業が増えている。  こうした変革を求める圧力は高まっている。