今年は、女性が大卒労働者の過半数を占める最初の年になりそうだ。これは、企業が提供する福利厚生パッケージを既に変化させているトレンドの重要な節目の1つであり、将来の家族の規模にも影響を与える可能性がある。  女性が全労働人口に占める比率は46.6%にすぎない。しかし、大卒労働者に占める女性の比率が初めて45%に達したのは、今世紀への変わり目だった。2013年以降は、大卒労働者に占める女性の比率は49%前後で推移しており、2019年にはわずかの差ながら女性が多数派になるとみられる。