今年は、女性が大卒労働者の過半数を占める最初の年になりそうだ。これは、企業が提供する福利厚生パッケージを既に変化させているトレンドの重要な節目の1つであり、将来の家族の規模にも影響を与える可能性がある。女性が全労働人口に占める比率は46.6%にすぎない。しかし、大卒労働者に占める女性の比率が初めて45%に達したのは、今世紀への変わり目だった。2013年以降は、大卒労働者に占める女性の比率は49%前後で推移しており、2019年にはわずかの差ながら女性が多数派になるとみられる。ジョージタウン大学の教育・労働力センターで主任エコノミストを務めるニコル・スミス氏はこれについて、総じて好ましい動きだと評価している。
米大卒労働者、女性が過半数に 福利厚生にも変化
2013年以降は女性の比率が49%前後で推移、19年には僅差ながら多数派に
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