米商務省が29日発表した4-6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は前期比年率換算で2.0%増と、速報値(2.1%増)からわずかに下方修正された。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想の2.0%増と一致した。企業利益は前期比4.8%増に回復。2018年10-12月期と今年1-3月期はともに1.5%減少していた。4.8%増は18年1-3月期以来の大きさ。GDPの3分の2余りを占める個人消費は速報値の4.3%増から4.7%増に引き上げられた。一方、住宅、輸出、設備投資はいずれも下方修正された。