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Photo:つのだよしお/アフロ

未来のモビリティの“キープレーヤー”に世界中で唾を付けているソフトバンクグループ。米ウーバー・テクノロジーズや中国DiDiが最たるものだが、孫正義会長兼社長のお膝元の日本でも、お手製ベンチャー企業が花開こうとしている。特集「トヨタ、ホンダ 、日産 自動車の最終決断」(全9回)の#6ではそこにフォーカスを当てる。(ダイヤモンド編集部 土本匡孝)

ソフトバンクの鶏、
いよいよ卵を産むか

 放し飼いの鶏――。

SBドライブ,ソフトバンク
SBドライブが実証実験で使用している自動運転車両。仏ナビア製でレベル4相当の機能を備える Photo by Masataka Tsuchimoto 

 孫正義会長兼社長が率いるソフトバンクグループの主要子会社の一つ、通信会社のソフトバンク。その経営陣から「放し飼いの鶏」と呼ばれている社内ベンチャー企業がある。2016年に設立され、自動運転バスの運行管理システム(遠隔監視)を担うSBドライブだ。

 その鶏が20年度にも、「公道における日本初の無人自動運転移動サービス」という名の“金の卵”を産むかもしれない。

 順を追って話そう。