5G大戦vol.03
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5Gの何に期待している? 悩みは何? 企業は5Gについてどう考え、どんな準備をしているのか。特集「5G大戦」(全11回)のVol.03では、Vol.02に引き続き、上場企業245社のアンケート結果から判明した企業の5Gへの“本音”に迫る。(ダイヤモンド編集部副編集長 大矢博之)

>>「5G上場企業245社アンケート(上)」のVol.02「5G『上場245社アンケート』で判明!気になる他社の取り組み状況」から読む
「週刊ダイヤモンド」2019年11月9日号第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの

50%の企業を悩ます
「5Gの普及が国内で進んでいない」

 本記事の上編に当たる特集Vol.02「5G『上場245社アンケート』で判明!気になる他社の取り組み状況」では、「5Gが自社のビジネスに変化をもたらすのはいつ?」という質問と「5Gへの取り組み状況」について各社の回答をお届けした。

 Vol.03では続いて、5Gへの「期待」を聞いた。「日本企業は新たな技術に対して、新規ビジネス創出という“攻め”の用途よりも、コスト削減などの“守り”の用途から考える傾向にあり、海外勢に負けてしまう」と嘆く声をよく耳にする。そこで、「新規ビジネス創出」「既存ビジネスの成長」「コスト削減」「マーケット拡大」の4項目について、5Gへの期待の有無を尋ねた。

「期待している」の割合が最も高かったのは既存ビジネスの成長で70%。「監視、遠隔保守に用いることでサービスが大幅に向上する」(DMG森精機)、「高速データ通信が可能になれば、商品の生み出す価値が大きくなる」(製造)。

 現在手掛ける事業で5Gの活用法を考えると、ビジネスのアイデアが浮かびやすいのかもしれない。