スタートアップPhoto:GelatoPlus/gettyimages

ベンチャー企業には、大手企業で経験を積んだ30~40代の“中年起業家”も増えている。しかし、やはり若者が経営の中心にいることでもたらす勢いとパワーは、ベンチャー企業の最大の強みであり成長の原動力だ。そこで、特集「スタートアップ4.0 第4次ベンチャーブームは『本物』か?」の第5回では、上場ベンチャーの「元気印」を測るランキングとして、平均年収と従業員の若さで、各社の実態をみていくことにした。

「週刊ダイヤモンド」2019年4月6日号の第1特集を基に再編集。肩書や数字など情報は雑誌掲載時のもの

「若さ」は最大の武器
トップ10は従業員の平均年齢が20代

 第3回では「売上高成長率ランキング」と「従業員数成長率ランキング」、第4回では「自己資本利益率(ROE)」「総資産経常利益率(ROA)」「株主への配当度ランキング」の観点から、ベンチャー企業を多角的に分析してきた。最後は「ヒト」と「カネ」をテーマにランキングを作成した。