トップ10のメーカーも
もはや八方ふさがり
三菱電機は来年度末に、太陽光発電システムの製造・販売から撤退する。同社の太陽光発電システムには、発電するための太陽光パネルのほかに、発電した電気を家庭で使えるようにするパワーコンディショナ、接続箱といった周辺機器があるが、これらすべてで自社ブランドを廃止する方針だ。
同社はなぜ、太陽光発電システムの生産撤退を余儀なくされたのか。
実は、三菱電機に限らず、日本メーカーによる太陽光発電事業は窮地に立たされている。原因の一つは、中国メーカーの参入である。