米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは新作映画「アナと雪の女王2」について、日本での広告計画の一部を凍結した。ツイッター上のマーケティング活動に批判の声が上がったことを受けたもの。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。関係者によると、今回のマーケティング活動には電通が関与。その一環で、クリエーターらがツイッター上で広告と明示せずに「アナと雪の女王2」を称賛する漫画を投稿し、報酬を得ていた。ディズニーはこの問題で謝罪した。同社は当初、意図して起きたものではないとしていたが、その後クリエーターらが意図的だったと明らかにした。関係者の1人によると、ディズニーと電通はこの問題の責任割合について協議している。関係者のうち2人は、クリエーターに対しツイートに広告と明示しないよう指示したのは電通で、マーケティング計画を承認したのはディズニーだったと述べている。