米高級宝飾品大手ティファニーは26 日、11月1日から12月24日のクリスマスイブまでの世界売上高は前年同期比で約1~3%増加したと発表した。ただ、香港と日本では苦戦した。同期間の日本での売上高は為替変動の影響を除くと12~14%減少した。アレッサンドロ・ボリオーロ最高経営責任者(CEO)は声明で、消費税増税が響いたとの見方を示した。ボリオーロ氏によると、中国本土では2ケタ台の増収となり全体を押し上げたものの、香港では売上高が減少した。香港では民主化を求めるデモ隊と警察との間で緊張が続いている。アジア太平洋地域全体の売上高は7~9%増加した。
ティファニーの年末商戦好調、香港と日本では苦戦
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