8日にウクライナ国際航空の運航するボーイング737-800型機がイランの首都テヘランの空港を離陸した直後に墜落した事故で、イラン民間航空機関(CAO)は墜落前に出火していたとの見方を示した。墜落原因は依然として不明だが、当局はボーイング機が発射体の攻撃を受けた可能性や爆発があった可能性も視野に調査を進めている。CAOの責任者は、この単通路型機は高度8000フィートに達した後にレーダーから消えて墜落し、乗客乗員176人全員が死亡したと述べた。イラン国営通信が報じた。この責任者は地上の目撃者や、別の航空機の乗員の証言を引用し、ボーイング機は地面に激突した際に炎に包まれていて爆発した、と述べた。イラン国営通信の報道によれば、この責任者は当初の報告で、操縦士から異常事態を知らせる無線連絡はなかったとしている。