――筆者のジェラルド・F・サイブはWSJのチーフコメンテーター ***  ドナルド・トランプ米大統領の外交政策が審判の時を迎えている。  トランプ氏が米国の政治をあまりにも根本的に覆したため、外交政策でも同じように混乱をもたらそうとしている点は忘れられがちだ。トランプ氏は、新たな国家主義的な政策へと転換することを約束して大統領に就任。これを「米国第一主義」と呼んだが、批判的な向きは「ネオ孤立主義者」、独善的な衝動的行動だと非難した。  就任から3年を経て、この壮大な実験は転換点を迎えた。