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楽天が4月の携帯電話事業の本格始動に向け、準備を着々と進めている。昨秋に5000人限定で始めた無料試験サービス(無料サポータープログラム)は5倍の2.5万人に拡大。計画の遅れ、度重なる行政指導など紆余曲折を経てここまで来た。特集「楽天携帯 最終テスト」(全5回)の#1では、業界に競争をもたらす新規参入者として、準備は本当に整ったのかに迫る。(ダイヤモンド編集部 村井令二)

「サービス開始に耐え得る」
ライバル企業も評価

「どうやらサービスインに耐えられるレベルまで達したのではないか」

 2020年1月。楽天とは別の通信キャリアの技術担当者は、そう素直に感想を語った。業界に新規参入する楽天に対し、この通信キャリアは独自に調査を行い、楽天のネットワーク品質を確認していたのだ。