――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***   米アップルが中国の状況を見誤ったのはこれが初めてではない。だが今回は、これまでになく高い代償を払うことになるかもしれない。  アップルは17日、1-3月期(第2四半期)は業績予想を達成できないとの見通しを表明した。3週間前の10-12月期決算発表に合わせて公表した見通しでは、前年同期比9~15%の増収を予想していた。アップルの説明によると、新型コロナウイルスの流行により、中国でスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の生産が滞り、中国国内におけるアップル製品の需要も落ち込んでいる。