米大統領選で民主党からの指名獲得を争う候補者らは19日、ネバダ州ラスベガスで討論会を開き、激しい論戦を繰り広げた。今週末に実施される同州での党員集会を前に、各候補は互いの政策も取り上げ、批判の応酬を展開した。討論会に初めて参加したニューヨーク前市長のマイケル・ブルームバーグ氏は、資産家であることを攻撃材料にされたほか、市長時代に導入した「ストップ・アンド・フリスク(通行人を呼び止めて所持品検査を行うこと)」や女性差別的な過去の発言が非難された。エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)は自身が提唱する国民皆保険制度「メディケア・フォー・オール」を擁護し、ライバル候補が示している対案は貧弱で間違っていると発言。一方、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)は支持者の言動が反発を招く様子が見られた。
米民主党討論会、激しい舌戦 初登場ブルームバーグ氏が矢面に
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