2位の山梨県甲府市は9.20ポイント悪化した。富士山観光が盛んな山梨県は、中国人旅行客に人気の「ゴールデンルート」に位置しており、コロナの影響が直撃したとみられる。

 このほか中部地方では、9位に岐阜県岐阜市(4.80ポイント)、11位に新潟県新潟市(4.61ポイント)、18位に静岡県浜松市(3.86ポイント)、20位に石川県金沢市(3.67ポイント)、22位に富山県富山市(3.42ポイント)が入っている。

 3位は徳島県徳島市(5.80ポイント)だった。4位は福岡県北九州市(5.77ポイント)、5位には同県福岡市(5.49ポイント)が続いた。

 国内外から観光客を集めて景気が良かった沖縄県那覇市は5.34ポイントで6位。国内で最もコロナの感染患者数が多い北海道の札幌市は、4.22ポイントで15位となっている。

 ここまでは景気DIの前月比悪化度を紹介してきたが、ここからは、2月単月の景気DIの水準を見てみよう。

 最も低かったのは、前月比悪化度でもワーストだった滋賀県大津市(27.4)。全国の主要52都市の中で、2月の企業の景況感が相当厳しかったことをうかがわせる。2位以降は徳島県徳島市(31.2)、山形県山形市(31.2)が続いている。

 最後に融資姿勢DIも見ておこう。前月比悪化度でワーストは青森県青森市の6.60ポイント。そして、2位にはここでも滋賀県大津市(3.26ポイント)がランクインしてしまった。滋賀県の関係者にとっては、今後の見通しが非常に心配な結果となっている。3位は秋田県秋田市(2.48ポイント)だった。

 2月の融資姿勢DIの水準は、青森県青森市(45.1)と奈良県奈良市(45.6)の2都市が分水嶺の50を切った。

Key Visual by Noriyo Shinoda, Graphic by Kanako Onda