入金までの圧倒的なスピードを誇り、少額から借り入れ可能なので銀行の融資を待つ間にも利用できる。銀行融資で求められる決算書も必要ない。資金繰りで窮地に陥った中小企業の生命線となる、そんな二つの最新手法をご紹介しよう。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)
フィンテック企業の登場で
使いやすくなった資金調達手段
一刻も早く融資を受けたいが、従来の金融機関では入金まで最短でも1カ月弱かかる。このままでは、さらに状況が悪化してしまう……。そんな危機に強い二つの最新手法について解説しよう。
それらは従来から提供されてきたサービスではあるものの、金融とITの融合を図るフィンテック企業の登場によって、資金調達をしたい企業にとっての利便性が飛躍的に向上した「古くて新しい」サービスなのだ。