プログラミングのすすめ#1
Photo by Masato Kato

巣ごもりを余儀なくされる今年のゴールデンウイークは、AI時代に必須のスキル、プログラミングの知識を身に付けるチャンス。特集『今こそ!プログラミングのすすめ』(全13回)の#1では、世界的経営コンサルタントであり、大学の学長を務める教育者、さらには自らプログラミングをこなす技術者でもある大前研一氏に、AI時代に生き残れる人材の条件を聞いた。

「週刊ダイヤモンド」2018年5月12日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

──人工知能(AI)が浸透しつつある今、既存の産業はどのように変化していくのでしょうか。

 今から15年後の2035年ごろの世界がどうなっているかをイメージする必要があります。

 ただ、35~40年ごろというのは、実は最も予測が難しい時期なんですね。今ある事業のうち、従来のやり方で努力すれば何とか5年後まで続く事業というのは、半分くらいでしょう。

 10年後は、もう今とはビジネスの形が全く変わっているのではないでしょうか。中国のスマホ決済や預金、融資などの現状を見ると、銀行も今の形では生き残れないでしょう。また、そのころには電気自動車(EV)がかなり普及していて、ガソリンスタンドなんてあまり必要なくなるわけです。