米グーグルの最新決算は、このインターネットの巨人の前途に何が待ち構えているかを垣間見せてくれる。決して輝かしい展望とはいえない。親会社のアルファベットが28日発表した1-3月期(第1四半期)決算は、総売上高が前年同期比13%増の412億ドルと、この5年近くで最低の増収率となった。広告事業の売上高は10%増の338億ドルで、同社の中核事業の増収率としては少なくとも2010年以来の低さとなった。アルファベットは同日、広告事業が1-3月期の最後の数週間に「大きな影響」を受けたと説明した。
グーグル、決算にひそむ「苦痛」
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