米国の幾つかの都市では新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響でゴミ収集作業が混乱している。夏の太陽の下に未回収のゴミがたまり、我慢の限界を超えた住民から苦情が出ている。  問題の一因は家庭の出すゴミやリサイクル品の量が多いこと。多くの人が家にいるため通常よりはるかに多くなっている。多くのゴミ収集係がコロナに感染したり、感染可能性のため隔離が必要だったり、仕事に行くのを恐れたりしているため、一部の都市は苦戦している。  業界団体の幹部は「大都市も小都市も、ゴミの量増加とスタッフ不足のダブルパンチを経験している」と述べた。