米上院、追加コロナ対策否決
歳出継続法案も波乱含み
米議会上院で共和党が10日に提出した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のための追加救済法案、「アメリカの家庭・学校・中小企業即時救済法案」が民主党の反対で否決された。
大統領選をめぐる共和、民主両党の思惑もあって、11月3日の大統領選・議会選前の追加対策法の成立は困難になりつつあるといえそうだ。
コロナ問題は米大統領選での郵便投票の利用率にも影響を及ぼす見通しで、北半球の冬に向けた秋以降の感染拡大の動きは米国政治を左右する一大要因だ。