メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップの好調な7-9月期(第3四半期)決算は、意図しない結果につながる可能性がある。スナップが20日発表した7-9月期決算は絶好調で、売上高が前年同期比52%増、1日当たりのアクティブユーザー数(DAU)が18%増と、いずれも市場予想を大幅に上回った。4-6月期(第2四半期)の売上高が前年同期比17%増にとどまっていたことを受け、アナリストの大方の予想では、7-9月期は25%増と堅調な伸びになるとみられていた。スナップが示していた見通し(20%増)と比べて、アナリスト予想はかなり楽観的なように思われた。だがスナップは20日、学校の新学期やスポーツシーズンの遅れなど、懸念していた多くの問題が「実際は予想ほどの規模にならなかった」ことが上振れサプライズにつながったとの見解を示した。
スナップ、好業績もそろそろ頭打ちか
好調な7-9月期決算は意図しない結果につながる可能性も
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