28日の米株式相場は急落。新型コロナウイルスの感染者増加を受け、世界経済の回復見通しへの懸念が強まった。投資家の資金は安全資産としての米国債やドルに向かった。ダウ工業株30種平均の終値は前日比943.24ドル(3.43%)安の2万6519.95ドルで、4営業日続落となった。S&P500種指数は119.65ポイント(3.53%)安の3271.03、ナスダック総合指数は426.48ポイント(3.73%)安の1万1004.87で取引を終えた。IT(情報技術)大手のフェイスブック、グーグル親会社アルファベット、ツイッターはいずれも5%を超える下げとなった。各社の最高経営責任者(CEO)はこの日、上院で議会証言に臨んだ。
NYダウ900ドル超安、欧米のコロナ感染拡大を嫌気
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