――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  投資家は、高級ブランドセクターにおける次なる「グッチ型」の業績回復を見逃したくはない。だが、改革を進めている二つのブランドのうち、バーバリー・グループよりもプラダが強く選好されているのは謎だ。  バーバリーは20日、2020年10-12月期の既存店売上高が前年同期比9%減だったことを明らかにした。この数字はアナリスト予想よりも弱いものだったものの、商品の定価販売を増やす同社の取り組みが奏功し始めていることを示す早期の兆候もある。