一橋大1位は楽天
東工大1位はソニー

 まず、一橋大で第1位となったのは楽天。昨年の5位から大きく躍進した。三木谷浩史・楽天会長は一橋大OBだ。2位は三菱UFJ銀行、3位が三井住友銀行と、相変わらず金融が多い。

 そしてやはり一橋でもコンサルの人気が急上昇している。4位にアビームコンサルティングが入ったのをはじめ、TOP22に5社もランクインしている。

 ランキングにはIT、金融、コンサル、通信、メーカー、総合商社、デベロッパーと、さまざまな業界の企業が並んでおり、“Captains of Industry”育成を掲げる同大の面目躍如といったところだろう。

 東工大で1位となったのはソニー。前年の7位から一気にトップとなった。ソニーは東大のランキングで同率2位(前年は5位)、京大のランキングで10位(前年はTOP10圏外)といずれも順位を上げており、学生の間でソニーに対する評価が高まっていることが分かる。2 位はキヤノン、3位パナソニックと上位は電機・精密メーカーが占めた。

 東工大のランキングで特徴的なのは、自動車メーカーが多いこと。同率5位でトヨタ自動車が入っており、日産自動車、本田技研工業もTOP22にランクインしている。

*ランキング表の見方
データは、各大学発表による企業別就職者数。企業名は大学通信の調査方法にのっとって表記しているため、正式名称と異なる場合がある。調査/大学通信

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