コンペティションはよりアグレッシブな走りを想定し、エンジンをはじめ特別なセットアップが施されているという。価格はM5が1814万円、M5コンペティションは1900万円となるコンペティションはよりアグレッシブな走りを想定し、エンジンをはじめ特別なセットアップが施されているという。価格はM5が1814万円、M5コンペティションは1900万円となる

 2018年には現行型となる6代目M5が登場。Mモデルのセダンとして初めて4輪駆動システム「M xDrive」を搭載した。さらに翌年にはM5をベースにさらに走行性能を高めたM5 Competition(コンペティション)を追加。そして2020年にベースとなる5シリーズのマイナーチェンジにあわせて、さまざまな機能がアップデートされた。

 主な改良点としては、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーを組み合わせた最新の運転支援システムが標準装備となり、高速道路で一定の条件下においてステアリングから手を離しての走行が可能な「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を備えたこと。最高性能のスポーツモデルといえども、安全装備は必要不可欠なのだ。

BMW 「M5」のディテールを見る

高負荷条件時にも優れた安定性を実現するという、M専用インテグレーテッドブレーキシステムを装備。ドライバーが任意に減速度の調整も可能に高負荷条件時にも優れた安定性を実現するという、M専用インテグレーテッドブレーキシステムを装備。ドライバーが任意に減速度の調整も可能に
後輪駆動を重視し、リアへ優先的に駆動力を振り分ける4輪駆動システム、M xDriveを採用する後輪駆動を重視し、リアへ優先的に駆動力を振り分ける4輪駆動システム、M xDriveを採用する
M サイド・ギルはエア・ブリーザーを搭載し、空気抵抗を効果的に抑えるM サイド・ギルはエア・ブリーザーを搭載し、空気抵抗を効果的に抑える
2020年に改良された5シリーズ同様に最新運転支援技術を搭載した。コネクテッドシステムも音声認識や、スマートフォンによるエンジン始動などが可能となっている2020年に改良された5シリーズ同様に最新運転支援技術を搭載した。コネクテッドシステムも音声認識や、スマートフォンによるエンジン始動などが可能となっている
サイドボルスターや肩回りがせり出した形状で、立体的なデザインの新開発スポーツ・シートを装着サイドボルスターや肩回りがせり出した形状で、立体的なデザインの新開発スポーツ・シートを装着