『42 ~世界を変えた男~』(2013年日本公開) Warner Bros.

『42 ~世界を変えた男~』(2013年日本公開)
あらすじ
:メジャーリーグの人種の壁を、ほとんど一人でぶち壊した野球界のレジェンドであるジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)の伝記映画。
最高の瞬間:ジャッキー・ロビンソンが、当時のフィリーズの監督でひどい人種差別主義者として知られるベン・チャップマン(アラン・テュディック)にひと泡吹かせるシーンは、実に圧巻です。
高評価の理由:ワーナー・ブラザースが手がけた本作は、ジャッキー・ロビンソンの人生をできる限り正確に伝えているわけではなく、オリジナル要素も含ませるなど鑑賞しやすい作品に仕上がっています。

『ウォーリアー』(2015年日本公開)Lionsgate

『ウォーリアー』(2015年日本公開)
あらすじ
:憎しみ合う兄弟(トム・ハーディ & ジョエル・エドガートン)が、総合格闘技で戦います。
最高の瞬間:兄弟の長年の確執がリング上で解消するシーン。思わず限界まで腹筋をしたくなります。
高評価の理由:大人の男を泣かせることのみを目的としたようにつくられたのでは?と思えるほどの作品なのです。

『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年日本公開) Warner Bros.

『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年日本公開)
あらすじ
:アポロ・クリードの息子であるアドニス(マイケル・B・ジョーダン)は、成長して父のようなボクサーになります。彼は運命のめぐり合わせで、「イタリアの種馬」ことロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)に師事することになります。
最高の瞬間:ミーク・ミルの『Lord Knows』のリミックスをBGMに、アドニスがフィラデルフィアのストリートを疾走するシーン。
高評価の理由:この作品を、オリジナルの『ロッキー』の隣に並べるのは時期尚早と言えるかもしれません。20年後、アドニスの息子が登場する新たなシリーズが誕生した際に、改めて検討しましょう。

『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2018年日本公開)Neon

『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2018年日本公開)
あらすじ
:ワールドクラスのフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)が、わずかに優れたライバルに嫉妬を募らせ、愚かな事件を引き起こしてしまいます。
最高の瞬間:選べないほどたくさんあります。トーニャの母親ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)が、指の間でタバコをぶら下げるシーンや肩に鳥を乗せているシーン。マーゴット・ロビーの鼻声のような、米国北西部なまりの英語。そして彼女の前髪。1つだけ選ぶなら、やはりマーゴット・ロビーの前髪でしょう。
高評価の理由:ロビーは痛みに耐えながらも、アンチヒーローの微笑みを浮かべるトーニャを見事に演じ、特にスポーツものの伝記映画では類を見ない傑作となりました。

Text by Shun Yamanoi and Dave Holmes and Brady Langmann
Source /Esquire US
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。

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