――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  フェイスブックは音声サービスに投資し始めている。ユーザーが多くのお金を落とすことが期待できるからだ。  新興の音声ソーシャルネットワーク「Clubhouse(クラブハウス)」はわずか35人の従業員しかいないが、調査会社ピッチブックによると、その評価額は今年3カ月に満たない期間で10億ドルから40億ドルに膨れ上がった。これを踏まえ、5万8000人を超える従業員を擁し、世界の人口の半分近くがその既存プラットフォームを使用している企業が音声サービスに取り組んだ場合、どうなるかを想像してみてほしい。