イタリアのドロミーティ街道を撮影する森田氏イタリアのドロミーティ街道を撮影する森田氏

 2020年秋のニュース&レポート記事、「ユネスコ世界遺産制覇の旅へ!650カ所を撮影した写真家がウェブ写真集を公開開始」で紹介した6カ国に加え、中南米のエクアドル編とヨーロッパのイタリア編が追加になりました。

■UNESCO JUNKIE
・URL:https://unesco-junkie02.tumblr.com/

エクアドル編

4000〜6000m級の中央アンデスの高峰に囲まれているキトの旧市街(セントロ・イストリオ)には、400年前の植民地時代の教会や建造物がたたずんでいる4000~6000m級の中央アンデスの高峰に囲まれているキトの旧市街(セントロ・イストリオ)には、400年前の植民地時代の教会や建造物がたたずんでいる

 エクアドル編では、5つの世界遺産を紹介しています。

 注目すべきは、首都キト旧市街とガラパゴス諸島。この地域は、1978年に最初に世界遺産に認定された12の世界遺産のうちのふたつです。

旧市街の北端に位置するバシリカ教会はキトのシンボルといわれ、エクアドル固有の動物モチーフのガーゴイルが外観を飾る旧市街の北端に位置するバシリカ教会はキトのシンボルといわれ、エクアドル固有の動物モチーフのガーゴイルが外観を飾る

 標高が約2850mのキト市街。世界遺産に登録されている旧市街(セントロ・イストリオ)には、400年前の植民地時代の教会や建造物が残ります。

別名・黄金の聖堂といわれるイエズス会の教会、ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会別名・黄金の聖堂といわれるイエズス会の教会、ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会

 コロニアルな建造物や30以上もある美しく威厳のある教会や修道院などをゆっくり散策するのがおすすめとのこと。

ほとんどが無人島であるガラパゴス諸島。海岸の黒いゴツゴツした岩場は、ウミイグアナのコロニーほとんどが無人島であるガラパゴス諸島。海岸の黒いゴツゴツした岩場は、ウミイグアナのコロニー

 豊かな自然が残る地として知られるガラパゴス諸島。独特な生態系を持った動物たちが生息し、大小19の島と周辺の岩礁からなる火山群島が世界遺産の第1号として登録されました。

ガラパゴスの名前はスペイン語でガラパゴGalápago=カメに由来。道路を横切るガラパゴスゾウガメガラパゴスの名前はスペイン語でガラパゴGalápago=カメに由来。道路を横切るガラパゴスゾウガメ

 ガラパゴス諸島で一番大きな町であるプエルト・アヨラには、この地を訪れたチャールズ・ダーウィンにちなんだ研究所があります。

 ピンタ島に生き残った最後のゾウガメのロンサム・ジョージが、この研究所に保護され、2012年に亡くなってしまったニュースは世界的にも大きく報道されました。

港町のグアヤキル。サンタ・アナの丘から見た景色は絵画のよう港町のグアヤキル。サンタ・アナの丘から見た景色は絵画のよう

「UNESCO JUNKIE」では、世界遺産以外のおすすめスポットがコラムという形で紹介されています。エクアドル編で紹介されているグアヤキルはカラフルな町並みが目を引く、インスタ映え間違いなしのスポットです。

■アンデス山脈が貫くエキゾチックな国。 エクアドル5つの世界遺産を巡る旅
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