4月20日は大麻愛好者にとって非公式の祝日だ。米コネティカット州議会議事堂ではこの日、支持者グループが輪になって煙をたなびかせた。だが参加したのはマリフアナの合法化を訴える人々だけではない。この集会には人種差別反対運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」の活動家も参加していた。彼らはマイノリティーのビジネスチャンスを求めており、麻薬を取り締まる法律によって大きな被害を受けたと主張する。また、大麻業界で労働組合の結成を目指す労組関係者も加わっていた。さらに幅広い動きもある。大麻使用を合法化する州が増え、連邦議会が市場を一段と正当化する措置を検討する中で、大麻企業や銀行、新設の大麻業界団体は、全米の州都や首都ワシントンにロビイストの一群を送り込み、業界の基本ルール策定に一役買おうとしている。
米で大麻合法化に勢い、ロビイスト急増で影響拡大
大麻に関する米連邦政府へのロビー活動が今年1-3月期に増加
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