5位で記念写真のスタジオアリスなど
コロナ禍でも増益の企業も

 ウイルテックの21年3月期の業績は、連結売上高は前年同期比1.9%増の252億円、営業利益は新型コロナウイルスの感染拡大により同61.1%減の4.4億円。ただし、営業外収益である助成金収入が増えたため、最終利益は同2.0%増の7.8億円だった。

 2位の関通は、339.8万円。配送センター業務の代行サービスを展開している。同社の始まりは「軽トラック1台から」とホームページに記載されており、コロナ禍でのインターネット通販の拡大という追い風を受けて、21年2月期は増収増益を果たしている。20年2月期の有価証券報告書によると、従業員の平均年齢が30.6歳と若い。

 3位の日本駐車場開発は、344.4万円。駐車場の他にスキー場やテーマパークの営業停止や自主休業で、20年7月期は減収減益だった。

 4位の日本PCサービスは、382.5万円。パソコンやデジタル家電の利用のサポートやパソコン教室を展開している。

 5位のスタジオアリスは、391.2万円。七五三など子供の記念写真などの撮影スタジオを運営。コロナ禍だが21年2月期は営業利益が前期比45.8%増の47.3億円となった。

 ランキング完全版では、6位以下の計100社を掲載している。ぜひチェックしてほしい。

(ダイヤモンド編集部 岡田 悟)

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