米国務省は30日、国民がパスポートを申請する際に医療診断書などを提出せずに性別を選択できる新たなルールを設けると明らかにした。今回の変更により、トランスジェンダーの人々が自身の性自認と一致するパスポートを所持することがより容易になる。国務省は各国の性的マイノリティー(LGBT)に平等な権利を促進する一歩になるとした。国務省はまた、男性でも女性でもなく「ノンバイナリー、インターセックス、そしてジェンダー・ノンコンフォーミング」と自身を識別する人のために、新たな表示の追加に向け動いているとも述べた。これらプロセスは複雑なものだという。アントニー・ブリンケン国務長官は「この目的を達成するため、最善のアプローチを検討している」と声明で明らかにした。
米国務省、パスポートの性別が選択可能に 診断書の提出不要
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