米アップルが発表した児童ポルノ画像の検知・通報ソフトウエアについて、同社幹部がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、擁護する姿勢を示した。ソフトは「iPhone(アイフォーン)」に導入する計画で、プライバシー侵害を懸念する声が上がっている。アップルのソフトウエア担当の上級副社長、クレイグ・フェデリギ氏は、今回の新システムに対しては公平な監視が可能との認識を示すとともに、2種類の新機能を紹介した先週の発表ではつまずきがあったことも認めた。1つ目の機能は児童の性的な画像について、アップルのクラウドストレージサービスに保存されている既存の画像と照合するもので、もう1つは、子どもがテキストメッセージでやり取りした画像を親が監視しやすくするもの。
アップルの児童ポルノ検知ソフト、幹部が批判に反論 WSJインタビュー
有料会員限定
あなたにおすすめ