9月7日はエルサルバドルにとって、ビットコインの「Bデー」となった。この小さく貧しい中米の国が7日、国家として世界で初めてビットコインを法定通貨に採用した。国民はこの日から、この暗号資産(仮想通貨)を使ってコーヒーを買ったり、散髪をしたり、納税や住宅ローンの支払いまでできるようになった。ナジブ・ブケレ大統領(40)率いる政権はビットコインの導入に当たり、2億2500万ドル(約248億円)以上を投じる方針だ。政府が運営する電子ウォレット「Chivo(チボ)」(「クール」を意味する俗語)を利用する人に30ドル相当のビットコインのクレジットを付与することも計画に含まれる。チボはビットコインでもドルでも支払いができる。
ビットコインの新たな門出、エルサルバドルで世界初の法定通貨に
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