米マイクロソフトは最大600億ドル(約6兆6000億円)の自社株買いプログラムを取締役会で承認した。実施時期は明らかにしていないが、期限は定められておらず、いつでも打ち切ることができる。今回の自社株買いプログラムは、取締役会が前回承認した400億ドルを上回る規模。2019年に設定された既存プログラムは6月30日時点で87億ドルが残されている。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社によると、マイクロソフトは今年の自社株買い規模で、S&P500種指数構成企業の中でも上位に入る。証券当局への届け出によると、アップルに次いで時価総額2位の米上場企業である同社は、6月30日までの1年間に約230億ドルを自社株買いに充てた。