絵文字を管理する団体は14日、人間の表情を伝えたり、テキストコミュニケーションに視覚的に別の意味を追加したりするグラフィック画像の新作を発表した。涙をこらえている顔や、手でハートの形を作っているものなどがその一部だ。さらにグーグル、マイクロソフト、フェイスブックなどのハイテク大手も、既存の絵文字をアップデートし、視覚効果の改善を図ったり、アニメーション、柔軟性、ヤギの鳴き声などの音声といった機能を新たに追加したりしている。フェイスブックのメッセージアプリ「メッセンジャー」は7月、31種類の音声付き絵文字を導入。フェイスブックのメッセージング・エクスペリエンス担当バイスプレジデントを務めるロレダナ・クリサン氏は「いかにして人の言葉をもっと響かせることができるか、また感情的にもっと明確で、人々にとって存在感のあるものにすることができるか、という点に多くの時間を費やした」と述べている。
「絵文字」の進化、在宅勤務中の利用拡大が背景
新作を発表 対面での交流が限られる状況が続く中、絵文字の役割も大きくなっている
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