10分コース:朝食と同じレベルからスタートしよう

 10分といったら、相当、時間がないですよね。お湯をわかして常備してあるカップ麺を作る。レトルトカレーとごはんをレンジでチンする。冷凍のパスタをレンジでチンする……これくらいの作業量だとしても、早食いの男性でないと厳しいくらいタイトな時間です。

 しかもこうした時短セレクトメニューを見てみると、野菜はほぼゼロ、脂質の摂取量が多くなりがちです。「おいしいし気に入っている!」けれども、おなか周りが気になるな……というときには、昼食に、あえて朝食メニューを採用するのも一案です。

納豆ごはんや卵かけごはん。朝食メニューですが、手早く食べられるならお昼に食べるのはアリです Photo:Photo AC納豆ごはんや卵かけごはん。朝食メニューですが、手早く食べられるならお昼に食べるのはアリです Photo:Photo AC

 たとえば、納豆ごはんや卵かけごはん(ダブルで「納豆+卵かけごはんも)、パンと目玉焼き(100円ショップに電子レンジで簡単に作れるキットがあります)、パンに具を載せて焼くだけのツナチーズトースト、という具合に考えてみましょう。

 おかずを用意する時間がないから一品だけでも、ということであれば、「ブランパン」は、主食の割にタンパク質を多く摂取できるので、本当に時間がないときでもコーヒー片手に食べられるものとして冷凍庫に常備しておくといいでしょう。量はそんなに食べたくない、というときには、冷凍の焼きおにぎりもおすすめ。かみごたえがあるので、少量でも満足感があります。