ただ、できれば10分コースのベースにしてほしいのは「糖質+タンパク質」の組み合わせ。焼きおにぎりやブランパンにゆで卵などを添えられるとベターです。

 前夜に食べすぎておなかがすいていない、といったときも、「何も食べない」よりは「軽く食べる」ようにしましょう。その後の夕食のリズムを崩すことなく、1日でリセットしやすくもなります。ここで紹介したものはいずれも常備できるものですし、昼食で食べられなくても朝食に使える食材ばかり。家の中で昼食難民にならないように、備えあれば憂いなしでいきましょう。

15分コース:「10分コース+野菜増し増し」で

 10分コースだと、野菜類を食べるのはなかなかハードルが高いもの。でも、プラス5分あったら「ちょい足し」をするゆとりもあるかもしれません。

 たとえば、「冷凍ピザ」に「冷凍ブロッコリー」や「冷凍グリル野菜」をオンして温め直す。「冷凍クリームパスタ」に「冷凍ベーコンほうれん草」を合わせてチンする。同じく「冷凍うどん」に「冷凍オクラと長芋ミックス」をトッピングするなど。これらはいずれも、コンビニで手に入る商品です。

「冷凍ほうれん草」などはすぐ火が入るので、インスタントのおみそ汁やカップスープに追加するのも賢い方法。15分コースの場合、茶色だらけのランチに、緑のトッピングを意識してみてくださいね。