寄付金受領証明書をなくしてしまったら
横山光昭『知識ゼロですが、つみたてNISAとiDeCoをはじめたいです。』（インプレス）
Bさんにそうお伝えすると、さっそく今年は確定申告をしてみようということになりました。ですが、確定申告に必要な「寄付金受領証明書」を数枚、紛失していることに気が付きました。「再発行の手続きが必要か？」などとBさんは焦っていますが、こちらについても今年からは大丈夫。
2021年から「特定事業者」に指定されているふるさと納税ポータルサイトを利用していれば、1年分の寄付についてまとめた「寄付金控除に関する証明書」が発行されるようになったのです。ふるさと納税の情報を集めたサイトの多くは「特定事業者」になっていますので、インターネットで寄付をしている方なら、ほとんどのところが利用できるでしょう。
このようにして、ふるさと納税のピンチを乗り越える策は、さまざまあります。もう指折り数えられる日数しか今年は残っていませんが、まだできることはあります。ふるさと納税を賢く活用していきましょう。
