沸騰!M&A仲介 カネと罠#12Photo:PIXTA

いざ家業を売却しようとすると、M&A仲介会社への手数料など多額のカネが必要となる。だが実は、M&Aや事業承継を考える経営者のために、お得な補助金や税制が用意されているのをご存じだろうか。特集『沸騰!M&A仲介 カネと罠』(全15回)の#12では、事業の売り手も買い手も必読の資金支援策について詳報しよう。(ダイヤモンド編集部 田上貴大)

経営者を悩ますM&Aの「カネ問題」
補助金と税制でお得に事業承継

 会社を売る側にとっても買う側にとっても、カネの問題は切っても切れない。税理士や弁護士などに頼ると相談料がかかるし、M&A仲介会社を利用すれば契約成立時に莫大な手数料を持っていかれる。

 買う側には、M&A成立後に追加の費用が発生する場合もある。手に入れた会社で新たな商品やサービスを開発しようと思うと、販路開拓や設備投資が必要となり、そのためのコスト負担が生じることもあるだろう。

 しかし、こうしたM&Aにまつわる費用を少しでも浮かせるお得な制度があるのをご存じだろうか。

 M&Aや事業承継を真剣に考えている中小企業の経営者の支えとなる、意外と知られていない「補助金」と「税制」について次ページから詳しく説明しよう。