――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  雇用市場の冷え込み方には二通りある。一つは、採用が大きく減速すること。もう一つは、より多くの人々が労働人口に加わることだ。言うまでもなく、後者が望ましい。だが、米国で後者がどのくらいになるかは不明だ。  米労働省は6日、4月の就業者数(季節調整済み)が前月比42万8000人増加したと発表した。これは3月と同水準で、雇用の急速な拡大が続いている。別調査に基づく失業率は3.6%と、極めて低い水準にとどまった。  連邦準備制度理事会(FRB)はここに来て、雇用市場の熱を冷ましたい考えだ。