調整アポはその名の通り、候補日のリストアップなど煩雑になりがちな日程調整作業を簡便に行うことができるツールだ。Googleカレンダーなどに登録された予定表の中から空き時間を自動抽出し、アポを調整したい相手との日程調整を効率化する。OutlookやZoom、Slackといった幅広いツールと連携可能な点も特徴だ。

「チームメンバーが複数人参加するアポの日程調整で、これまではそれぞれのGoogleカレンダーを確認して、仮の候補日時を押さえて先方へ共有するという作業が必要だったが、日程調整アポであれば先方にURLを共有するだけなのでとても楽」(広告・販促業、宣伝・マーケティング職)、「いくつか日程調整のツールを使ったことがあるが、調整アポはUIの操作性が抜群」(ソフトウエア・SI業、営業・販売・サービス職)といった評価が寄せられている。

 満足度は4.3点を獲得、幅広い業界で導入されており、特に中小企業から多くの評価を得ている。

 3位は、シムトップスの現場帳票システム「i-Reporter」だ。

 日報や出入庫管理記録、品質記録など、現場ではさまざまな帳票が使われる。だが従来は、紙の帳票に直接記入・保管した後にデータを入力し直すという、非常に手間のかかる作業が多くの企業で発生していた。その帳票を電子帳票に置き換え、入力された内容をデータとして蓄積・管理できるようにしたのがi-Repoterだ。

 帳票作成ツールの中でも最も多くのレビューが寄せられており、特に自動車や電子機器などの製造業や建設・建築業といった業界からの評価が高い。

「元々、紙に記録をしておりそれを管理者がExcelへ打ち直していた。かなりの工数が掛かるのと、打ち込みされずにデータ化されないものもあった。不良などがあった際に対応が遅れるなど、業務に支障が出ていたが、i-Reporterを利用しペーパーレス化が実現され、現場もすっきりしデータを活用できるようになった」(自動車・輸送機器業、製造・生産技術職)。ペーパーレス化や業務効率化に役立つことから、高評価を得ている。