連載「ダイヤモンド決算報」では、44業界の主要企業について2021年11月~22年3月における直近四半期の決算における売上高を基に各社が置かれた状況を分析してきた。今回は、中でも反響の大きかった記事をピックアップして紹介する。
富士通・NECは減収、野村総研は2桁増収…ITベンダー4社の格差の要因は?
システム/ソフトウエア業界の主要4社では、NTTデータ、野村総合研究所が前年同期比で増収、富士通、NECが減収と明暗が分かれた。各社が増収、減収となった要因は何だったのか。
ソニーの増収率に急ブレーキ、意外な事業の大減収と「ヒーロー不在」が響く
総合電機業界の主要3社では、ソニーグループとパナソニック ホールディングスが前年同期比で増収、シャープは減収となった。気になるのが、ソニーグループの四半期増収率(前年同期比)に急ブレーキがかかっていることだ。同社の大幅増収に歯止めがかかった要因は、意外なものだった。
ルネサス7割増収でレーザーテック1割減収、「特殊事情」で半導体2社に明暗
半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスは、22年1~3月期で前年同期比7割の大幅増収。一方、レーザーテックは1割を超える減収だった。世界的な半導体不足が続き、半導体関連メーカーに追い風が吹く中、レーザーテックの増収率が落ちた要因とは。
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