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ダイヤモンド編集部は、自衛官らに「武器」などの評価を聞くアンケートを実施し、108人から回答を得た。特集『軍事ビジネス&自衛隊 10兆円争奪戦』（全25回）の最終回では、防衛の最前線にいる自衛官の投票による「国産化＆投資すべき未来の技術ランキング」を公開する。潜水艦など従来の防衛装備を抑えて上位を独占したのは、新時代の戦いを象徴する装備・技術だった。（ダイヤモンド編集部 千本木啓文）
自衛隊はテクノロジーで敗戦？
隊員が求める技術開発とは
ダイヤモンド編集部は、台湾有事の発生リスクが高まっていることなどを踏まえ、自衛官らに日本の防衛装備への評価などを聞くアンケートを実施した。
回答者数は、前回2017年のアンケートの53人から倍増し、防衛関係者の危機感が強くなっていることをうかがわせた。
日本が技術立国だったのも今は昔。現在は、研究開発費で米国や中国に圧倒され、技術力でも差をつけられている。そうした中、米中にキャッチアップするには、限られた研究開発のリソースを「勝てる領域」に集中投下することが不可欠だ。
そこで、ダイヤモンド編集部は防衛の最前線にいる自衛官らに、最優先で開発・実用化すべき技術について聞いた。
次ページで「国産化＆投資すべき未来の技術ランキング」の詳細を見ていこう。
