インスタグラマーとはどんな人たちなのか

 Instagramを使った収益モデルや収益を上げられるアカウントのつくり方を知る前に、まずはインスタグラマーについての基礎知識を確認しておこう。インスタグラマーとはどういう人たちのことをいい、どのような活動をしていて、どれくらいの収入があるのだろうか。

【そもそもインスタグラマーとは?】

 インスタグラマーとは、写真や動画を共有するSNSであるInstagram(通称「インスタ」)で強い影響力と情報発信力を持つ人たちのことだ。

 Instagramが視覚に訴えかけるSNSだということもあり、一般的に「インスタグラマー=フォロワーが何万人もいるモデルなどのキラキラ女子」というイメージがあるが、必ずしもそうではない。

 著名人ではない一般人でも、地道な努力の積み重ねと投稿内容次第で、フォロワー(=ファン)を増やして強い情報発信力を持つことができる。ジャンルによっては顔や声などを出さなくてもアカウントが成り立つため、副業としても魅力的だ。

【インスタグラマーはどんな活動をしている?】

 インスタグラマーの活動基盤は、当然ながらInstagramへの投稿を通した情報発信にある。一口に投稿といっても複数の投稿形式があり、なかでも最もスタンダードなのが写真・動画の投稿と、1分以内の動画を投稿する「フィード」の投稿だ。

 そのほか、24時間たつと自動的に投稿が消える「ストーリーズ」、最大90秒のタテ動画を投稿できる「リール」、最大4時間の生配信ができる「インスタライブ」といった投稿形式がある。

 フォロワーの獲得もインスタグラマーの大事な活動だ。フォロワーを増やすコツについては後ほど解説するが、基本的にはフォロワーが多ければ多いほど収益につながりやすい。一般的には1万フォロワーが収益化の目安といわれている。

 インスタ王子によると、フォロワーの数は多くないものの特化したジャンルで強い影響力を持つマイクロインフルエンサーと呼ばれる人たちも台頭してきており、フォロワーの質によっては5000フォロワーでも十分収益化が狙えるそうだ。

 どちらにしても、継続的に投稿を行いつつ、コツコツとフォロワー数を増やしていくことが収益化につながるといえるだろう。