ひとり終活大全#7Photo:PIXTA

おひとりさまが元気なうちに準備しておきたい手続きとは?生前や死後の支援を専門家や専門の法人に依頼すると、どのくらいのお金がかかるのか。金銭的余裕があるおひとりさまは必見!特集『ひとり終活大全』(全24回)の#7は、高齢おひとりさまの終活をサポートする契約のコストと優先度を徹底解説する。(行政書士、相続・終活コンサルタント 明石久美)

「週刊ダイヤモンド」2022年7月16日・23日合併号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

生前や死後を支援する5種類の契約
費用は専門家や団体でさまざま

 おひとりさまが準備しておくとよい、生前や死後を支援する5種類の契約について、本特集の#5『おひとりさまの終活を助ける「5つの契約」とは?死後事務委任、見守り…』で解説しました。

 そのコストは幾らぐらいかかるのでしょうか。

 契約にかかる費用は、専門家や団体などによって報酬の設定が異なるため、どのくらいが平均額なのか一概には言えません。セットでの依頼や専門家等受任なら割り引かれたり、基本料金+追加料金の設定にしていたりと、さまざまあるからです。

 次ページでは、契約にかかる費用の参考例や、親族の有無や金銭的余裕についてのタイプ別に、高齢おひとりさまのおすすめ契約について紹介します。