筆者は何にいくら使ったか

 さて気になるチケットなどのお値段だが、筆者は入園料(42歳と8歳と4歳の3人で計1500円)の他、アトラクションに使うための回数券を5000円分買ったが、回数券は結局そのうちの半分も使われず、次回以降に持ち越しとなった(回数券に使用期限はない)。
 
 その他飲食と、縁日コーナー(輪投げ、射的、おもちゃすくいができる)で散財したので、合計の出費が1万円とちょっとである。
 
 しかし、昨今のテーマパーク高額化の流れ、というか物価高騰のあおりであろうか、今年10月5日に花やしきもフリーパス料金の値上げをした。

 フリーパスは年齢によって値段が異なるが、最安値で2000円だったのが2200円に、高くて2500円だったのが2800円となったのである。まあ高額テーマパークに比べれば微々たる差に感じられる。
 
 花やしきは公式サイトの「浅草花やしきの歴史」に「昭和60年 風営法回避のため入園無料から有料になる」とわざわざ書いているので、企業として「利用者になるべく安く遊んでもらいたい」という思いがあるのかもしれない。
 
 遊びに行くのに精神的、および金銭的なハードルが低く、行けば子どもは楽しく大人も楽しい。ディズニーやUSJはコストに見合ったエンターテイメントを提供してくれるが、コストをかけなくても特に子どもは縦横無尽に楽しむことができる生き物である。浅草花やしき、実におすすめである。