強豪ひしめくコンパクトクラスSUV
走りはどう変化したのか?

 外観に変更はない。だがインテリアはより魅力的に変身。センターコンソールとシフトレバーのデザインが一新され、ツートーンインテリアエディションには既存のオレンジタンに加えてベージュが追加された。ブラウン内装が特徴のスタイルエディションも新グレードとして登場している。

 キックスは、トヨタ・ヤリスクロスを筆頭に、ホンダ・ヴェゼル、マツダCX-30など、強豪ひしめくコンパクトクラスのSUVである。マイナーチェンジでどう変化したのか、大いに気になる。今回は新設の4WDをドライブした。走りは、より力強くなめらかになっていた。その上質さは印象的なほど。低速走行時のエンジン始動頻度の低減を図った工夫が効いて、静粛性は一段と向上している。テストコースを走っただけでも、進化を実感した。

図表:日産キックスX・FOURツートーンインテリアエディションリアビュー新設定の4WDは後輪を68ps/100Nmのモーターで駆動 全長×全幅×全高4290×1760×1610mm
日産キックスX・FOURツートーンインテリアエディションインパネインパネは機能的でシンプルな造形 視界はワイド ナビはディーラーop 最新型は2台前のクルマの動きを検知するインテリジェントFCW新採用 安全機能充実
日産キックスX・FOURツートーンインテリアエディション前席シートは上質な合成レザー張り ブラウン内装で装備充実のスタイルエディションも新登場 室内空間は後席を含め余裕たっぷり
日産キックスX・FOURツートーンインテリアエディションリアシート
日産キックスX・FOURツートーンインテリアエディション荷室