強豪ひしめくコンパクトクラスSUV
走りはどう変化したのか?
外観に変更はない。だがインテリアはより魅力的に変身。センターコンソールとシフトレバーのデザインが一新され、ツートーンインテリアエディションには既存のオレンジタンに加えてベージュが追加された。ブラウン内装が特徴のスタイルエディションも新グレードとして登場している。
キックスは、トヨタ・ヤリスクロスを筆頭に、ホンダ・ヴェゼル、マツダCX-30など、強豪ひしめくコンパクトクラスのSUVである。マイナーチェンジでどう変化したのか、大いに気になる。今回は新設の4WDをドライブした。走りは、より力強くなめらかになっていた。その上質さは印象的なほど。低速走行時のエンジン始動頻度の低減を図った工夫が効いて、静粛性は一段と向上している。テストコースを走っただけでも、進化を実感した。