目的を決めることは投資をするにあたってとても大切です。10年後、15年後、20年後の自分の姿を想像してみるのがいいと思います。まだ現役の人も、転職している人も、定年退職している人も、もしかするとリストラされている人もいるかもしれません。人生はその時々で変わります。あなたが思う目的を決めて投資を始めてください。
支出を見直して
いろいろな無駄を省く
私は30万円から株式投資を始めました。その時はコツコツためた貯金は200万円ほどあったのですが、若かったこともあり、少しビビって30万円だけ株に投資しました。
皆さんは今すぐ投資に使えるお金はいくらぐらいありますか? 冒頭にも書きましたが、初めての投資金額は、預貯金額の1/5くらいを目安にする人が多いと聞きます。
銀行に預けている預金が200万円なら40万円、50万円なら10万円が投資に回せる金額ですね。繰り返しますが、銀行に預けているだけではそのお金は怠けているだけで働いてはくれません。でも、銀行に預けている限りは減ることはありません。投資にはリスクが必ずありますから、最初は預金の一部からスタートするのが精神的にもいいですよね。
最初は少額からスタートするのもいいと思いますが、私の経験から言うと、最低30万円以上は投資に使えるお金を貯めてから始めてほしいです。投資資金はどうやって作り、捻出すればいいのでしょうか? 一番は普段の支出を減らすことです。投資を始めることをきっかけに、普段の生活費に無駄がないか見直してみてください。10万円で年利5%だと一年間で5000円の利益です。でも無駄な支出を見直すと月に5000円を捻出するのは意外と簡単な場合もあります。
格安スマホやスマホの料金プランを見直してみてください。最初に契約したキャリアで料金プランもほったらかしではありませんか? 電気料金もガス料金も自由化されましたが、見直しをしましたか? 電気もガスも、普段使っている鉄道会社やガソリンブランド、携帯通信キャリアなどに換えるだけでかなりプラスになることがあります。
ここ数年のコロナ禍でテレワークと家食が増えてきました。外食が減って、食費は以前ほどかかってはいないと思います。