中国のファストファッション小売大手、シーイン(SHEIN)は、ソフトバンクグループの副社長を務めたマルセロ・クラウレ氏を中南米部門の会長に指名する見通しだ。関係筋が明らかにした。関係筋によると、クラウレ氏はシーインに約1億ドル(約130億円)の個人的な投資も行ったという。ソフトバンクグループで副社長兼最高執行責任者(COO)だったクラウレ氏は孫正義会長の右腕として、投資先である米シェアオフィス大手ウィーワークの再建などに取り組んだことで知られるが、報酬を巡る対立などから2022年1月に退任した。シーインおよびクラウレ氏の広報担当者からは今のところコメントは得られていない。
中国シーイン、ソフトバンクG元副社長を中南米トップに
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