【シンガポール】中国のファストファッション小売大手、シーイン(SHEIN)は、ソフトバンクグループの副社長を務めたマルセロ・クラウレ氏を中南米部門の会長に指名する見通しだ。関係筋が明らかにした。  関係筋によると、クラウレ氏はシーインに約1億ドル(約130億円)の個人的な投資も行ったという。  ソフトバンクグループで副社長兼最高執行責任者(COO)だったクラウレ氏は孫正義会長の右腕として、投資先である米シェアオフィス大手ウィーワークの再建などに取り組んだことで知られるが、報酬を巡る対立などから2022年1月に退任した。